沿革

本園設立の由来と沿革

 「認定こども園東海大学付属本田記念幼稚園」は、故本田伝喜先生と松前重義博士の長姉にあたる安子女史の生涯を記念するために、学校法人東海大学によって設立されました。


1973年(昭48)

4月12日開園 初代松前紀男園長就任 年中、年長児混合2クラス

1974年(昭49)

年少児クラス開設(2クラス)、「国際児童図書館・子どもの家」竣工

1976年(昭51)

園内造園工事竣工・2号館竣工

1981年(昭56)

第2代牧野不二雄園長就任

1987年(昭62)

第3代稲垣優園長就任

1993年(平5)

第4代逢坂伸一園長就任

1995年(平7)

管理棟建替え工事竣工

1998年(平10)

第5代齊藤忠夫園長就任

2000年(平12)

第6代西野仁園長就任 安全と危機管理推進に着手

2002年(平14)

創立30周年記念事業実施

2004年(平16)

第7代髙橋功園長就任

2007年(平19)

「教育改革推進モデル事業」(文部科学省)採択

2008年(平20)

「神奈川県幼稚園教育研究推進園」(神奈川県教育委員会)指定

2011年(平23)

第8代庄司暢道園長就任

2013年(平25)

創立40周年記念誌発刊

2015年(平27)

4月1日 幼保連携型認定こども園 開設

2019年(令元)

2号館1階トイレ改修工事竣工


 本田伝喜先生は50有余年にわたり、ルーテル教会の牧師としてその生涯を捧げました。 教会付属の幼稚園を設立し、関東大震災後には孤独なお年寄りのために老人ホーム(このネーミングは本田先生が考えたものです)を設立し、ルーテル神学大学の理事長を勤められる等、終生伝導と教育と社会事業に尽くされました。松前重義博士の実姉、安子女史は、本田先生の長年にわたる牧師のお仕事を謙虚に、内助の功を尽くして支え、その生涯を送りました。

 本園は本田先生ご夫妻の愛と慈しみに満ちた献身の生涯を記念して設立されたのです。

本田伝喜先生略年譜

1887年5月2日

熊本県上益城郡馬水村に生まれる

1915年6月

九州学院神学部を卒業
熊本において伝道生活に入る

1921年5月

日本福音ルーテル東京教会を設立
安子夫人と共に東京における伝道を始める

1923年9月

関東大震災に際し、キリスト教震災救護団を組織し、老人救護、母子救済に当たる

1928年

渡米する

1930年

日本ルーテル神学校(現在の日本ルーテル神学大学)理事長となり、召天されるまでこの職にあって神学学生教育に勤める

1966年1月

安子夫人召天される

1967年7月

召天される(80歳)。生前勲四等旭日小綬章を受けられ、召天されて後、従5位をおくられる